2018.11.08 大分旅ときどき仕事

出会う角度で七変化。カルチャーのるつぼでDopeな古き良き町別府で「旅、ときどき仕事」


こんにちは!

「旅、ときどき仕事」運営の今井朝美です。

 

先日、ちょっとスピンオフ的な旅ときに行ってきました。

 

 

大分県別府市。

何を隠そう、温泉地の聖地みたいな場所です。

そう、だからこのポーズ。

温泉のあれです。

 

今回は、私が代表を務める「離島移住計画」を含めた、全国の移住計画が集まる合宿兼旅ときでした!

 

移住計画

「ここで生きてゆく」人たちの旗印になる

をスローガンに、生きたい人が生きたい場所で生きるための旗印を行なっている民間団体。

京都移住計画から始まり、現在オフィシャルでは全国19箇所に広がっている。

昨年11月には、ダイワハウス東京本社にて「みんなの移住ドラフト会議」を開催。

旅ときコミュニティからも多数参加してくれて、日本各地と繋がるきっかけづくりとなっている。

 

既に写真のこのポーズの感じからも伝わるかもしれませんが、別府の人は何と言っても、

 

「人を楽しませるのが好きなファンキーピープル」

 

大観光地であるからこそ、日本だけでなく世界中から毎日様々な人々がこの地にやってくるので、町中どこに行っても楽しい人々で溢れています。

 

実は前乗りした私。

なぜかというと、「旅と仕事」というテーマで、ぜひ旅ときのことを話してほしい!とのことで、この男にお呼ばれされたから。

 

 

そう、泣く子も黙る、スーパー変態インキュベーションマネージャー、宮井智史氏。

 

別府には様々な観光名所がありますが、とにかくディープに。

そう思う方は、ぜひ彼を頼ることをお勧めします。

 

港町バブル匂ムンムン。

ピンクと歴史と温泉がひしめき合う商店街。

 

イベント前に少し時間があったので、大学院時代に別府でまちづくりを学んだというフリーの設計士 東郷氏(通称とんちゃん)と合流し、少し街を散策。

 

別府の街と言えば、かつての港まちバブル時代の匂いをムンムンに残したピンク街と温泉のコラボレーションも見どころの一つ。

空襲で焼けなかったたため、100年近く経っている木造の商店街アーケードなどもまだまだ残っていて、何より現役。

昼間は少し静かですが、夜になるとネオンの看板がひしめきあって、俗っぽい場所ではあるものの、出張で1人この町にきたお父さんたちとかは、この光景で少し心が休んでいたのかななんて思ったり。

 

 

そんなピンク街ど真ん中。

旅行用でない案内所の真横に突如現れるのが、別府温泉のシンボル「竹瓦温泉」。

130年以上経ってもなお現役のこの温泉はなんと入浴料100円

男湯・女湯・そして砂湯の3つがあり、全て泉質が違う上に、朝は6:30から夜は22:30までやっている気合の経営。

この場所で癒されたナイトライフの遊び手・働き手は数知れず。

驚きだったのは、この温泉に子供も普通にくるということ。

ピンク街を走り抜けるランドセル姿が見られるのも、別府ならではです。

 

 

別府の温泉の入浴料は本当にお手頃で、100円でも驚きですが、無料というところも多々あります。

ちなみに、お湯は結構熱めなので要注意。

 

また、もっと温泉三昧入り尽くしたい!という人は、ぜひ『温泉本』(500円)をゲットしてみて欲しいです。

この本の中に、有名温泉旅館の温泉入浴料無料券が何枚も付いてます。

1枚使うだけでこの本を買った甲斐のある優れもの。

(実はamazonでも売ってるので、事前に買っていってもよし。)

 

 

そんな別府温泉街には、かつて流しもいたのだとか。

 

ふっわふわの90円のクリームパンは幸せの味。

 

温泉の話が続きましたが、温泉だけでなくどうしても行って欲しいのはここ!

創業大正五年の「友永パン屋」。

とんちゃん曰く、世界で一番美味しいクリームパンがあるのがここなのだとか。

 

 

いつもは開店時間の8:30からずっと行列続きなのだけれど、とんちゃんが穴場の時間をセレクトしてくれたのでスムーズに。

本来は番号札をとって、呼ばれた順に買うことができます。

そうしてとんちゃんが買ってくれたクリームパン(90円)がこちら!

ふわふわ!

 

 

あれ!とんちゃんもう食べとる!

美味しすぎてくわえながら出てきてくれました。

確かにうまい。

そうしてクリームパンをくわえながら、商店街をてくてく。

 

ベップアートマンス2018は町に溶け込んだアートの祭典。

 

すると、ちょうど時期的には「ベップアートマンス」だったので、空いている空間を利用して、アーティストが作品を作ったり展示していたりしていました。

 

 

 

この方は、なんとか海外から来て、ここで着物に模様を書き続けるというインスタレーション兼作品作り。

なんと1ヶ月滞在して、その作品発表をしているところでした。

http://www.beppuartmonth.com/?programs=123-kashima-2018-beppu-artist-in-residence

 

夜の俗なカルチャーと、アート、そして趣深い温泉の歴史が隣り合わせで混ざり合うまさにカルチャーのるつぼ。

 

別府の方々ともやって来ました旅仕事ナイト!

 

そんな別府の町の匂いを身にまとい、この日開催されたのはこちらのイベント。

30名ほどの別府人が参加してくれ、私の赤裸々な話に耳を傾けつつ、熱い夜を過ごさせていただきました。

 

 

宿泊は、甲冑のある古民家ゲストハウス

「in Bloom Beppu」。

 

翌日は、宮井さんお勧めの古民家ゲストハウス「IN bloom Beppu」に早めにチェックインさせていただき、みんなと合流。

この古民家はかつての別荘だったそうで、綺麗な作り。

熊本出身の店主 花田さん(ピンクの方)が、震災を機に大好きな別府で夢を叶えたいと、家族を置いて1人この地にやってきて、一生懸命探して出会ったこの古民家を図面から起こし、開業したばかり。

 

 

「大好きな別府だからこそ、こどもにも訪れた人にも原風景を残したいから」

ということで、チェックインもしっかり、布団まで引いてくれて日本の旅館の良さを体感させてくれます。

しかし部屋に甲冑!

私は女性1人ってことで隠し部屋みたいな小部屋。

 

 

各地から集まった仲間たちと町歩き。

 

今回は奈良移住計画なかじ、茨城移住計画テツさん、福岡移住計画ツッツー、そして京都移住計画あつしくんが参加。

大分移住計画 宮井節に巻き込まれた戦士たちです。

いつもは各地をフィールドに活躍するみなさんが、今回は別府を舞台にしてみんなで考え合う合宿。

 

 

 

さすが宮井さん。

行き先全く教えてくれずにとにかく歩き出し、歩いている間になぜかこのキャラバンに県庁や市の職員、ベビーカー連れの女性陣も加わり、

 

 

着いたのは、でっかい公園。

 

 

え、ここどこ。なんでこんなに人いるの?

 

 

よく見ると前日の飲み会のせいで宮井は二日酔いで使い物になってなかったので、できるあつしくんがみんなに趣旨説明。

でもって聞いて見ると、この日はこの公園で「農業水産祭」という大きな農業系イベントがあるからこんなフェス状態なのだとか。

別府の中でも大きなイベントの一つです。

 

 

とにかく飲食店だらけのこのイベントにて、別府の味を堪能。翌週は水産祭が港であるとのことで、そちらも行きたかったけど、また次回。

 

この後、商店街をまた散策。

これまたピンクなお店のすぐ横に、町の人が自分の家のお風呂のように通う温泉が。

大きなバナナの木が目を引く、このDIY感たっぷりな温泉は、「寿温泉」。

別名“子宝の湯”とも言われている名泉で、鉄分が多く含まれているから、体の芯まであったまります。

もちろん入浴料は100円。

 

 

 

この温泉がある周辺はよりディープな夜の街ですが、なんとこの町の中に最近出来上がったのが、移住を見据えている方限定のトライアルステイ物件。

門構えが立派なのに、お向かいは、男性向けのお風呂屋さん。

中に入るとそれはそれは綺麗で、冷暖房・テレビ・キッチン・カウンター・ベッド・リビング完備。フローリングも真新しくツルッツル。

 

なんてったってアレがあるお試し移住施設見学。

 

 

 

 

二日酔いの宮井もこの通り安らかに。

 

 

 

きわめつけは、これ。

 

 

そうです。温泉です。

なんとこのトライアル物件。

掛け流し温泉つき。

す、すごい。ここだけスペック違う。

壁は檜と石造り。こんな風呂見たことない。

利用料(宿泊料)は1泊5,400円(税込:1棟貸し)で、5泊以上、10泊以内。

だから人数で割るとすごく安いってこと。

駐車場1台分付いているので、レンタカー1台借りて別府周辺を回るのもありですね。

ちなみに、大きな道がすぐ近くにあり、向かいにはゆめタウン。

ここでは日用品も買えて、食事も出来るので、とても便利!

ベッドは2台(+エアーベッド2台)ですが、スペース的には全然5-6人いけちゃうので、ぜひ別府旅とき(移住検討)のさいに使って欲しい場所です。

 

▼詳細はこちら!

https://www.city.beppu.oita.jp/sisei/ijyuu/furomoon.html

 

 

この住居のすぐ近くに大きめの駐車場があるのですが、なんとその脇には垂れ流し状態の温泉!

どうやらまだ誰のものでもないそうで、これをどう活かそうかと市も県も私たちも入ってあーだこーだ。

実は、こういう町歩きから仕事が作られて行きます。

ITノマドもいいけれど、こんな仕事の作りかたもおすすめなのです。

この時は、五右衛門風呂屋台作ろうという話で盛り上がりました。

 

別府の町にはAPU生だらけ。

 

 

実は街中には、仕事にできる要素が満載。

例えばここは、八百屋だったところが、店主も高齢化で八百屋としてだけでは立地的にももったいないということで、学生や若い子たちがスムージー屋を併設していました。

 

別府の町は、2000年からAPU(立命館アジア太平洋大学)が設置されて以来、学生や若者・留学生と町が密着して盛り上がっている場所。

町のいたるところにAPU生やOBがいて、町の活性化に様々な形で寄与しています。

実は京都移住計画あつしくんもここの出身。

かつて消えゆく温泉の前で、クラフトビールを売っては社会貢献に生かすということをしていたそう。

 

こうやって、自分から何かを生み出して、トライ&エラーさせてくれる。

別府は懐が深い町。

 

温泉名人会会長がお好み焼き焼いてくれた。

 

 

夜の一次会は別府八湯温泉道名人会の事務所にてお好み焼きパーティ。

商店街の真ん中にあるので、町の人も出たり入ったりしながらわいわい。

 

 

 

元吉原の古民家をDIY改修。「育つ公民館」で二次会。

 

そして二次会は「バサラハウス」。

元々吉原→クリーニング屋だった空き家を、アーティストたちが改修して出来上がった1Fはカフェバー、2-3Fはアーティストの制作スペース兼シェアハウス。

スタッフである齋藤さんが描いた絵も飾られつつ、“余白”を残して作られたこの場所は、「育つ公民館」として昼も夜も個性豊かな方々が集うそう。

近くにゲストハウスもあるので、文化人たちに会いたい方はここに居つくと面白そう。

*宮井氏は、メニューにない卵焼きを出させるほどの常連でした。

 

 

 

 

 

こうして更けていった別府の夜。

合宿は1泊2日、私は別府滞在2泊3日。

 

大分や福岡まで飛行機で来て訪れてもよいけれど、穴場は関西方面から出ているフェリー。

案外利用者が多いので要チェックです。

 

人好き文化好き変態多めで懐深すぎ。

だから、結局また来たくなる。

 

どこを訪れても個性豊かで、暑苦しいほどに人好きな人ばかり。

来年には、なんとラグビーの世界大会もここにきます。

 

 

そこへ新旧、そして俗っぽい文化が交錯することで出来上がったDopeな町並があって、その姿は離れようとするとなんだか後ろ髪を引いてくる。

てっきり温泉ファンが愛する町だと思い込んでいたけれど、味わい方は十人十色。

誰に出会うか。

どこを訪れるか。

出会った縁で顔を変えるこの町の魅力を知るには、まだまだ時間がかかりそう。

でもそんな想いが残るからこそ、また旅したくなる。

 

それがカルチャーのるつぼ、七変化別府。

またくるね。